海外の情報源の活用①

グローバルで発信されている医療情報

製薬企業に関連する海外の情報源として、表1に例を示します。日常的にこれらが発信する内容を全て把握することは現実的ではないものの、必要に応じて情報を探り、利用することが望ましいでしょう。

カテゴリ名称URL
規制当局米国食品医薬品局 (FDA)https://www.fda.gov
欧州医薬品庁 (EMA)https://www.ema.europa.eu
国際規制調和機関医薬品規制調和国際会議 (ICH)https://www.ich.org
製薬企業団体米国研究製薬工業協会 (PhRMA)https://www.phrma.org/
欧州製薬団体連合会 (EFPIA)https://www.efpia.eu/
国際公衆衛生機関世界保健機構 (WHO)https://www.who.int
米国疾病予防管理センター (CDC)https://www.cdc.gov
欧州疾病予防管理センター (ECDC)https://www.ecdc.europa.eu
医学ジャーナルThe New England Journal of Medicinehttps://www.nejm.org
The Lancethttps://www.thelancet.com
Journal of the American Medical 
Association
https://jamanetwork.com/journals/jama
British Medical Journalhttps://www.bmj.com
医療情報メディアMedscapehttps://www.medscape.com
Reuters Healthhttps://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals
STAT Newshttps://www.statnews.com
検索サイトPubMedhttps://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov
ClinicalTrials.govhttps://clinicaltrials.gov
Cochrane Libraryhttps://www.cochranelibrary.com
表1. 海外情報源の代表例


FDAは、米国において食品、医薬品、医療機器の安全性と有効性を評価し、これらの製品に関する規制をおこなう公的機関です。一方、EMAはEU圏内での医薬品の評価、監視、承認を担当しています。新薬の販売許可を与え、安全性に関する情報を提供し、加盟国の規制当局と連携して活動しています。両者は、医薬品の安全な使用と開発を促進する重要な役割を果たしています。

医薬品規制調和国際会議 (ICH)は、各国の規制当局、医療専門家、製薬業界団体より構成されており、医薬品の品質、効果、安全性に関するガイドラインを策定しています。策定されたガイドラインは、FDAやEMAなどの規制当局が採用し、それを基に各国での医薬品に関する規制が実施されます。医薬品医療機器総合機構 (PMDA)は、日本の規制当局として、ICHのガイドライン策定に深く関与しています。

製薬企業団体である米国研究製薬工業協会 (PhRMA)は、米国の製薬業界を代表する団体で、製薬企業の利益を保護し、医薬品の研究開発を促進することを目的としています。政策提言を通じて、イノベーションや患者へのアクセス向上を支援しています。同様に欧州製薬団体連合会 (EFPIA)は、EU圏内の製薬業界を代表する団体であり、政策提言、業界の規制対応、医薬品のイノベーションを推進しています。製薬企業とEU圏内の関係機関との連携を強化し、公共の健康を守るための活動を展開しています。米国研究製薬工業協会 (PhRMA)及び欧州製薬団体連合会 (EFPIA)は日本支部のサイトがあり、その活動内容を把握することができます。

WHOや米国疾病予防管理センター (CDC)、欧州疾病予防管理センター (ECDC)は、公衆衛生に関する国際的なガイドラインや感染症対策の情報を提供し、特にパンデミックや新興感染症への対応において重要な役割を果たしています。