Service
提供サービス一覧
DATuM IDEAでは、次世代医療基盤法認定事業者との連携により収集された医療現場由来のリアルワールドデータを基に、製薬企業とアカデミア・医療機関向けのサービスを提供しています。
DataBase
データベースについて
DATuM IDEAは次世代医療基盤法認定事業者より入手した匿名加工医療情報を取り扱っています。
対象施設の約半数が地域のがん拠点病院であることから、がんや希少疾患の治療データを多く含む電子カルテデータベースであることが特徴です。
データ収集からご提供までの流れ
データベース情報
データソース | 電子カルテデータ |
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対象施設 | 54施設(うち国立病院機構 53施設) |
登録患者数 | 約130万人 |
データ収集 |
2020年4月より |
データ期間 | 2019年1月〜2024年 |
※2024年10月時点
※アカデミア・医療機関向け提供サービスは一部情報が異なります
詳しくはお問い合わせください
Features
データベースの特徴
Feature 1
データの網羅性
日本全国30都道府県以上の医療機関からデータを取得、高い地域網羅性を担保しています。
また、全国の患者年齢分布と近い年齢分布を示しており、後期高齢者の治療実態の状況把握もできます。
地域分布
年齢分布
Feature 2
実態に即した疾患情報
電子カルテに登録された傷病名を元に疾患情報を整備しており、実態に即した疾患情報での分析が可能です。レセプト病名では調整されてしまう、薬剤の適応外使用の状況把握もできます。
DATuM IDEAでは、医療機関で電子カルテに入力された情報を基に、病名管理番号をより正確に標準化し、その病名管理番号を基に、傷病名やICD10を付与しています。
疾患情報の標準化例
例:合成傷病
例:表記揺れ
Feature 3
専門性の高い検査情報
幅広く医療提供をしている国立病院機構のカルテデータを用いるため、他の電子カルテデータでは取得できない検査情報も多数取得可能です。
腫瘍関連抗原検査など、がん治療に用いられる検査をはじめとして約2,900項目にも及ぶ検査項目を保持しており、
本データベースでのみ取得できる検査項目も多いことから、希少疾患も含めた様々な疾患領域での更なる治療実態把握に貢献できます。
検査項目例
一般検査 | 尿一般検査/糞便検査/髄液検査 |
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血液学的検査 | 血液一般・形態検査/凝固・線溶関連検査/血球化学検査 |
生化学的検査 | 蛋白・膠質反応/酵素および関連物質/低分子窒素化合物/糖質および関連物質/有機酸/脂質および関連物質/ビタミンおよび関連物質/電解質・血液ガス/生体微量金属/生体色素関連物質/毒物・産業医学的代謝物質/薬物 |
内分泌学的検査 | 視床下部・下垂体ホルモン/甲状腺ホルモンおよび結合蛋白/副甲状腺ホルモン/副腎皮質ホルモンおよび結合蛋白/副腎髄質ホルモン/性腺・胎盤ホルモンおよび結合蛋白/膵・消化管ホルモン/ホルモン受容体 |
免疫学的検査 | 免疫グロブリン/補体および関連物質/血漿蛋白/腫瘍関連抗原/感染症(非ウイルス)関連検査/ウイルス感染症検査/自己免疫関連検査/免疫血液学的検査/細胞性免疫検査/サイトカイン/HLA |
微生物学的検査 | 塗抹・形態検査/培養同定検査/薬剤感受性検査 |
病理学的検査 | 病理組織検査 |
その他検体検査 | 負荷試験・機能検査/遺伝子関連検査/遺伝子関連パネル検査 |
生理機能検査 | 循環器機能検査/呼吸機能検査/健診関連/バイタルサイン |